転職フェアの出展費用はいくらぐらい?
転職フェアには企業の人事部門が、イベントの主催会社(広告会社)に出展費用を支払って参加する仕組みになっています。今回転職フェア.jpではその相場を調べてみました。
結構高い!転職イベントの出展費用
多くの場合イベント主催会社の営業担当者が企業の人事担当者にその効果や有益性をプレゼンします。費用やプランがわかるのはその時で、公開している企業はそんなに多くなかったのですが以下の2社についてはデータを見ることができました。
dodaの場合
都内を中心に転職フェアの開催規模では国内No.1であろうdoda。東京の場合での価格テーブルは以下の通り。(1日あたりの費用です、dodaのフェアの場合通常は2日間で出展されます。)
特大ブース | 大型ブース | 標準ブース |
---|---|---|
225万円 | 155万円 | 85万円 |
マイナビの場合
年間での開催回数は最も多いマイナビさんでは、地域ごとの金額の違いを見ることができました。
特大ブース | 標準ブース |
---|---|
東京130万円、福岡60万円 | 東京65万円、福岡30万円 |
かかる費用は出展料だけではない!
どちらも標準ブースですと代替タタミ2畳分ぐらいのスペースで、2人も面接したら一杯になってしまうぐらい狭いスペースです。なので採用に力を入れている企業では2コマぐらい同時に申し込むことも少なくありません。
ちなみに上記はあくまで基本料金で、ここにオプション料金が加わります。例えば以下のようなものです。
- 事前登録者の方へのメール配信 10万~20万円
- 会場配布のガイドブックへの広告掲載 10万~20万円
- 会場配布のガイドブックへの資料封入 15万~30万円
そして何より忘れてはならないのが、ブースを設置したり片付けたりするのに費用がかかるということですね。なんといってもこれが高い!私も前職でマーケティング系のイベントに出展したことがありますが、その時は中規模のブースで300万円~500万円ぐらいかかりました。
転職フェアは出展側の人事担当者も本気です
こう考えると転職フェアへの出展にはトータルで1,000万円以上( + 準備や当日にかかる人件費も!)がかかっていることがわかります。
これだけお金をかけるほど本気なのですから、冷やかし半分の人事担当者というのはほとんどみかけません。なんとかいい人材に出会おうと必死です。
だから転職フェア特有の会場の熱気が生まれるのですね。