転職イベントと書類選考の幸せな関係
「書類選考を通過できない」というのは、転職活動の最大の悩みといえると思います。特に活動を始めたばかりのタイミングですと、「10社書類を提出して残ったのは一社だけ」といった話もよく耳にします。
そもそも、書類選考で落ちる理由は効果的なPRができていないからと考えられます。では、効果的なPRとはどんなものでしょうか。管理職経験?トップセールスの記録?それとも資格?すべてハズレです。
効果的なPRとは、「よくうちの仕事のことを知っているな~」と思わせる内容です。人事担当者は毎日大量の書類に目を通しています。彼らは一瞬にして「この応募者は即戦力になるか」を判断しています。自分が即戦力足りうる理由を説明するには、応募先企業の仕事内容=自分の適性であることを示すことがもっとも効果的です。これこそが「刺さるPR」なのです。
応募先企業の仕事内容=自分の適性であることを職務経歴書に記述するためには、当然応募先企業の仕事内容を熟知することからはじめねばなりません。
転職フェアには実際に各社の人事担当者が出席している(時には役員クラスも)わけですから、ネット上では手に入らない生の情報を手に入れるための絶好の機会といえます。
ただ漫然と企業との出会いを求めて転職フェアに出かけるのもよいですが、事前に出展企業を確認して、書類選考にむけたインタビューを行うつもりで参加するとより効果的でしょう。